中村畜産
認定 認証
SPF豚認定
JGAP認証農場
農場HACCP認証農場
御礼
おかげさまで、中村畜産は創業以来、数々の賞や認定をいただいております。美味しい豚肉をうみだすためには、豚が健康に暮らせる環境を整えることが何より大切です。全てにおいて豚にとって良い環境を整えた結果としての受賞を、中村畜産では、誇らしく、また、謙虚に受けとめたいと心しております。関わってくださったすべての方、そして、なによりも命に感謝しております。
中村畜産スタッフ・ 美明豚マーケティング振興協議会スタッフから厚く御礼申し上げます。
こちらのページでは、認定・認証についてご紹介してまいります。
SPF豚認定
JGAP認証農場
農場HACCP認証農場
中村畜産では、上記3つのそれぞれの厳しい審査基準をクリアすることで、多岐にわたる感染等のリスクを排除し、美味しい豚肉をお召し上がりいただくための、安心安全を追求しています。それぞれの認定、認証についてご紹介いたします。
また、これらに証明された日常の豚の世話や豚舎等のメンテナンス面だけでなく、義季氏を主担当として安定した運営面でのこまめな記録や管理を続けることができています。厳しい審査はわたしたちの振り返りやたゆまぬ改善に繋がり、おかげさまで真摯に仕事と向き合うことができています。
SPF豚認定
SPF豚とは
SPFとはSpecific(特定の) Pathogen(病原体) Free(無い)の略で、指定された特定の病原体を持っていないという意味です。特定の病原体とは、豚の健康を害し、発育を遅らせたりする特定病原体(豚赤痢・マイコプラズマ肺炎・オーエスキー病・トキソプラズマ感染症・萎縮性鼻炎の5つ)のことです。
SPF豚とは、それらを持たない母体から生まれた子豚を、日本SPF豚協会により設定された厳しい飼育環境・衛生検査基準に合格した農場「SPF認定農場」で育てた豚のことです。
SPF豚の開発は1953年(昭和28年)に遡り、アメリカのネブラスカ州立大学のG・A・ヤング博士を中心とした取り組みでした。1962年(昭和37年)当時の農林水産省衛生課長である信藤博士が、畜産の研究として日本に紹介。そして1965年(昭和40年)に、農林省・家畜衛生試験場にて最初のSPF豚が生まれ、1969年(昭和44年)に日本SPF豚農場認定制度が施行されました。
中村畜産でのSPF豚認定
遡ること平成のはじめ、日本国民は、派手さよりも環境や健康を意識した生活へと一気に方向を転換しはじめます。中村畜産でも、1997年(平成9年)がSPF一貫経営化への決断の時期、下準備期間の8ヶ月間の出荷ストップが必要となり、覚悟を決めてとりくみました。1998年にはSPFの基準にのっとった肥育が軌道に乗り始め、そして、SPF認定取得へと申請。2003年(平成15年)に初回のSPF認定を受けました。一貫経営に踏み切るには大きな勇気を必要としましたが、SPF豚認定をきっかけに、美味しさだけでなく安心と安全を基礎とした農場として大きくアップデートすることができました。
JGAP認証農場
JGAP認定農場とは
Good Agricultural Practices(直訳では「良い農業の取り組み」)の頭文字をとってGAPと表します。農林水産省では、これを農業生産工程管理と呼び、農業の持続性に向けた取り組みのことを示します。
そして、JGAP(Japan Good Agricultural)はGAPのひとつです。農場やJA等の生産者団体が活用する農場・団体管理の基準とする認証制度を定めています。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理の手法のひとつでもあります。
【環境保全】【食品安全】【労働安全】【農場管理】【人権の尊重】【家畜衛生】【アニマルウェルフェア】
JGAPは、GAPで基準とした上記7つの取組みをもとにして、適切な農場管理の基準となる100以上もの基準を定めた、第三者機関の審査を通した農場に与えられる認証です。
中村畜産でのJGAP認証
中村畜産では、2018年(平成30年)に初回のJGAP認定を受けました。2023年公表での全畜産(牛・豚・鶏)の農場数は1万2600戸。そのなかでJGAP認証農場を持つ農場はなんと150未満です。
「養豚農場実態調査」によりますと、全国の全養豚生産者は2500程度、その中で、2022年時点において茨城県でのJGAP認証は中村畜産のみとなっていました。近年、国をあげての意識喚起も強く、畜産農場は広い視野を持って意識高く取り組みはじめていますが、中村畜産では大変に厳しい審査に早い時期から取り組み、先陣を切って認証を受けたことを、中村畜産では大変な誇りと受け止めております。
入り口が広く設けられている審査ではありながらも、出口が狭い、厳しい審査を経た上で認証されたことを、今後も甘んじることなく真摯に捉えてまいります。